「柴犬の換毛期がすごい!」ということで、快適にお掃除できる商品をお探しの方も多いでしょう。
そんな中、「柴犬の抜け毛を掃除機で直接吸い込めばいい」と考える方も少なくありません。実際、SNSでは掃除機で抜け毛を直接吸いとる動画が投稿されています。
そこでこの記事では、柴犬の換毛期において掃除機で直接吸うのは良いのか、ダメなのかについてご紹介します。
柴犬の換毛期、掃除機で直接吸うのはNG?
柴犬の換毛期は5〜7月と9〜11月の年2回あり、1〜2ヶ月の間にアンダーコート(副毛)が大量に抜けていきます。掃除を楽にするために、「掃除機で直接吸えばいい」と考える方も多いですが、ちょっと待ってください。
気持ちよさそうにする姿がSNSでちらほら
SNSでは掃除機で抜け毛を直接吸いとり、それに対して気持ちよさそうにしている柴犬の姿がちらほら投稿されています。
この投稿のように、掃除機をまったく怖がらない子なら、掃除機で直接吸いとっても大丈夫なような気もしますね。
しかし、掃除機で直接吸うのはおすすめしません
柴犬の換毛期において、抜け毛を掃除機で直接吸いとろうとしている方に、いくつか知ってほしいことがあります。
まず、掃除機を怖がらない柴犬は珍しく、多くの柴犬は掃除機の音を怖がったり嫌がったりします。つまり柴犬にとって掃除機を体に当てられるのは、非常に大きなストレスになる原因があるのです。
また、掃除機の吸引力が強いと皮膚を傷つける原因になるので、やはりおすすめしません。柴犬は皮膚の比較的弱い犬種なので、掃除機によって付いたちょっとした傷から、皮膚病に発展する可能性もあります。
老犬になると皮膚がたるみ、掃除機で吸い込みやすくなるので、特に危険です。したがって柴犬の抜け毛を、掃除機で直接吸いとろうとするのはおすすめしません。
柴犬が気持ちよさそうにしていても、皮膚を傷つけるリスクがあるので「柴犬の換毛期対策のポイント」を抑えたケアをおすすめします。
柴犬の換毛期対策のポイント
それでは、柴犬の換毛期対策のポイントをご紹介します。掃除機で直接吸いとるのではなく、日々の丁寧なケアが正常な換毛を促し、皮膚の健康を保つので、ぜひ参考にしてみてください。
毎日丁寧にブラッシングする
まず大切なのが、毎日の丁寧なブラッシングです。具体的には次のような順番でブラッシングを行います。
コームで絡まった被毛を解く
スリッカーブラシで抜けた被毛を絡めとる
ピンブラシで皮膚・毛根を優しく刺激する
コームで毛流れを整える
以上の手順で1日5〜10分程度、丁寧にブラッシングしてあげてください。掃除機で直接吸いとるよりも皮膚にやさしく、正常な換毛を促すことができます。
抜けた毛を掃除機で吸い取る
次に、ブラッシングで抜けた毛を掃除機で吸い取りましょう。ブラシから直接吸いとるのもいいですが、ブラシが破損するおそれがあるため、ブラシに絡んだ抜け毛を手でつまみ取ってから、掃除機で吸いとるのがおすすめです。
ブラシが破損したり細かい傷が入ったりすると、次にブラッシングをする際に愛犬の皮膚を傷つけるおそれがあります。多少の面倒さには目をつぶって、ブラシからしっかりと毛をつまみ取ってから、掃除機で吸いとりましょう。
細かい毛は粘着ローラーで対応
カーペットに抜け毛が絡むと、掃除機でも吸いとれていない可能性があります。そうした抜け毛については粘着ローラーを使用し、細かい抜け毛を掃除していきましょう。
また、掃除機だけでなく粘着ローラーを柴犬の被毛に直接コロコロするのもおすすめしません。アンダーコートだけでなくオーバーコート(主毛)まで抜けてしまうおそれがあり、皮膚を守る被毛がどんどん弱ってしまいます。
ブラシと掃除機が一体になった柴犬の換毛期対策アイテム「SUIRYU FOR PET」
今回、ご紹介するのは柴犬の換毛期にも使用できるブラシと、ハンディクリーナーが一体になった「SUIRYU FOR PET(ペット吸龍)」です。
SUIRYU FOR PETはハンディクリーナーの先端にブラシが付属しており、やさしくブラッシングしながら、絡めとった抜け毛をそのまま吸いとれる商品です。それでは、SUIRYU FOR PETのおすすめポイントを3つご紹介します。
特徴1. ブラッシングしながら毛が吸える
ペット用ブラシと掃除機が一体になった商品はありますが、トリミング用のアタッチメントなど、余計なアタッチメントが付属品しています。
一方、SUIRYU FOR PETは「ブラッシング専用の商品」なので、ブラッシングしながら抜け毛を吸いとることに特化しています。
トリミング用など余計なアタッチメントは付属していないため、家庭用グルーミング商品と比べて価格が安く、「日々のブラッシングを快適にすること」を目的として開発されているのが特徴です。
特徴2. 愛犬を傷つけないやさしい設計
SUIRYU FOR PETは「愛犬を傷つけないやさしい設計」にもこだわっています。ブラシの先端が丸くなっているので、やさしくブラッシングすれば愛犬の肌を傷つける心配もありません。
さらに236本ものピンが、吸引部が皮膚に直接触れるのを防ぎます。掃除機で直接吸いとるのとは違い、皮膚を傷つけずにブラッシングしながらお掃除までできるので、毎日安心して使用できるのも大きな特徴です。
特徴3. 片手で持てるから一人でも手入れできる
SUIRYU FOR PETはハンディタイプの掃除機なので、一人でも手入れ可能です。
サイズは2Lペットボトルほどの大きさで、重量はブラシを装着してもわずか630g。女性でも片手で楽々手入れできるほどのサイズ・重量なので、愛犬を抱えながらでも手入れもできます。
また、コードレス・充電式(連続稼働時間最大50分)なので、手入れする場所を選びません。ご自宅ではもちろん、旅行先でもブラッシングできるので、どこにいても毎日ケアできる安心感があります。
まとめ
この記事では、柴犬の換毛期において掃除機で直接吸うのは良いのか、ダメなのかについてご紹介しました。
たとえ愛犬が気持ちよさそうにしていても、皮膚を傷つけるリスクがあるので、掃除機で抜け毛を直接吸いとるのはやめましょう。ただし、換毛期のお掃除が大変なのはどうにかしたいものですね。
今回ご紹介したSUIRYU FOR PET(ペット吸龍)なら、ブラッシングと同時にお掃除もできるので、そうした悩みも解消できます。柴犬の抜け毛の多さに悩まされている方には特におすすめです。
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