毛並みを整えたり、抜け毛を絡めとったり、毎日のケアに欠かせないのが「犬用ブラシ」です。この記事では、犬用ブラシ選びに迷っている方のために、おすすめの商品を7つ厳選しました。
用途に合わせて適切な犬用ブラシを選ぶことで、愛犬も飼い主もハッピーになれるので、ぜひ参考にしてみてください。
<犬種ごとの換毛期対策を知りたい方はこちら>
犬用ブラシのおすすめ8選
それでは早速、犬用ブラシのおすすめ8選をご紹介します。
1. SUIRYU FOR PET(ペット吸龍)
商品価格:8,980円
SUIRYU FOR PET(ペット吸龍)は、犬用ブラシとハンディクリーナーが一体になった商品です。
ブラシと掃除機が一体になった商品は多いですが、SUIRYU FOR PETは日本初*の「ハンディタイプ」なのが大きな特徴。片手で扱えるサイズ・重量なので、愛犬の被毛ケアも1人で行うことができます。
236本のピンが抜け毛を絡めとるだけでなく、ピンの先端は丸みを帯びているので、皮膚を傷つけることなくやさしくブラッシングできます。コードレス・充電式なので、家中どこでも使えるのもSUIRYU FOR PETの大きなメリットです(連続稼働時間最大50分)。
<ユーザーの声> 毛が舞うことがなく吸えます。吸引力もあります。いつもブラッシングが大変な作業だったのですが、この商品のおかげでとても楽に出来るようになりました。(20代/女性、楽天市場より)
ダストカップに溜まった抜け毛は、フタを外すだけでポンッと捨てられるので、日々の被毛ケアが楽になること間違いなしです。
*2023年6月2日時点、ステラアソシエ調べ ペット専用ブラシ:毛をブラッシングでき、ブラシの出し入れが可能 ハンディ:片手で操作可能
2. Pet Teezer
商品価格:2,640円〜
Pet TeezerはヘアケアブランドのTANGLE TEEZERが販売しているペット用ブラシです。柔軟性のある特殊素材ブラシが皮膚へのダメージを最小限に抑えながら、やさしくブラッシングできます。
Pet Teezerにはスモール(2,640円)とラージ(3,190円)があるので、愛犬の大きさに合わせて適切なサイズを選びましょう。換毛期のブラシとして使用する場合は、ピンが硬めのハードタイプをおすすめします。
抜け毛を自分で処理する必要はありますが、丸洗い可能なので、比較的楽に手入れができます。
3. ファーミネーター
商品価格:4,840円
ファーミネーターはもともとは猫用に開発された、アンダーコード(副毛)を除去するための商品です。ただし、犬の被毛にも使用できる商品として人気があります。
ブラシの根元にいくほどピンの感覚が狭くなっている構造で、アンダーコードだけを効率よく絡めとるのが特徴です。しかし、やり過ぎるとオーバーコード(主毛)まで抜けてしまう可能性があるので、週1回程度、やさしくブラッシングするよう心がけてください。
4. ACETEK ペットブラシ
商品価格:552円
ACETEK ペットブラシはグローブタイプのブラシで、なでるようにブラッシングできる商品です。商品価格が600円未満と安価なこともあり、幅広い飼い主に人気があります。
ただしシリコン素材なので、「ブラシに絡まった毛を取るのに苦労する」という声も少なくありません。しっかりと被毛ケアするには不足感のある商品ですが、血行促進のためのマッサージなどには最適です。
また、シリコンブラシは長毛種のブラッシングには向いていないので、短毛種に使用しましょう。
5. K-pro スリッカーブラシ
商品価格:2,200円〜
K-proはトリミング・グルーミングのプロ用品も取り扱っているブランドです。スリッカーブラシは3つのサイズ展開があるので、小型〜大型まで使用可能となっています。
また、ソフトタイプのピンを使用しているため、やさしくブラッシングすれば愛犬の皮膚を傷つけることなく、抜け毛を絡めとることができます。
6. 岡野製作所 高級猪毛ブラシ
商品価格:オープン
岡野製作所はプロも使用する、総合ペット用品を製造・販売する会社です。中でも「高級猪毛ブラシ」は評価が高く、見た目に高級感があるだけでなく、使いやすさにもこだわっています。
豚毛ブラシと豚毛/ナイロンの混合毛ブラシといったラインナップがあるので、愛犬の好みに合わせて購入できるのがポイントです。猪毛ブラシは硬めの質感なので、長毛種のブラッシングにおすすめします。
7. Deep Stab コームⅣ
商品価格:13,200円
Deep Stabはサロン専売のペット用美容器具ブランドであり、「Deep Stab コームⅣ」はピンの素材にカーボンスチールを使用しています。カーボンスチールはステンレススチールよりも皮膚当たりが柔らかいので、丁寧にかけてあげれば良いリラックスタイムになるでしょう。
毛並みを整えるのに最適なので、スリッカーブラシをかける直前と仕上げに使用し、毛流れを整えてあげましょう。
8. Oneisal
商品価格:21,880円
Oneisallは家庭向けのグルーミング商品であり、アタッチメントを取り替えることでブラシとしても使用できます。ブラッシングしながら抜け毛を吸いとれるので、換毛期のお掃除を楽にできる商品です。
ただし、商品が大型かつ電源コード式で使う場所が限られますので、大人しい子向きの商品です。また、複数のアタッチメントが付属する分、商品価格が高めに設定されています。
犬用ブラシの種類
続いて、犬用ブラシの種類をご紹介します。それぞれに役割が異なるので、使い分けることでより快適な被毛ケアを行えます。
スリッカーブラシ
スリッカーブラシとは、「くの字形」のピンが並んだブラシです。換毛期の抜け毛を絡めとるのが主な用途であり、ダブルコート(被毛が2種類ある)犬種を飼っている家庭には必須のブラシとなっています。
<主なダブルコート犬種>
柴犬、ポメラニアン、コーギー、サモエド、ボーダーコリー、ゴールデンレトリバー、チワワ、ダックスフンドなど
スリッカーブラシを使ってやさしくブラッシングすることで、被毛に隠れている抜け毛を効率よく絡めとることができます。愛犬の皮膚を傷つけないためには、先端が丸い形状をしている商品を選びましょう。
ピンブラシ
ピンブラシとは、ラバー素材またはプラスチック素材のピンが並ぶブラシのことです。スリッカーブラシに比べてピンが柔らかいので、毛流れを整えながら皮膚や毛根に適度な刺激を与えるのに適しています。
愛犬の皮膚をやさしく刺激するためには、ブラシの土台部分がラバー状になっているクッションタイプの商品をおすすめします。
ただし、ピンが柔らかいからといって力強くブラッシングをしてしまうと、皮膚を傷つける恐れがあるので注意してください。ブラッシングはあくまでやさしく、毛流れに沿って行うのが鉄則です。
ちなみに、ピンブラシは商品によってピンの長さが異なります。愛犬の被毛の長さ・量に合わせて適切なものを選びましょう。
コーム
コームとは、ブラッシングの事前準備と仕上げの両方に、毛流れを整えるために使用するブラシです。
ブラッシングの事前準備としてコームを使用すると、被毛の絡まりをほどき、スリッカーブラシやピンブラシを使用する際の痛みを軽減できます。被毛の絡まりが強いときは根本からではなく、毛先をほぐしながら徐々に根本をブラッシングしていきましょう。
獣毛ブラシ
獣毛ブラシとは、豚毛や馬毛など動物の被毛を使用しているブラシです。毛流れを整えたり、被毛にツヤを出したり、使用している獣毛によって特徴が異なります。
種類 | 特徴 |
豚毛ブラシ | 比較的柔らかく犬の毛質に近いため、皮膚を傷つけずにブラッシングできる。 |
猪毛ブラシ | 比較的硬く力強くブラッシングできるため、長毛種におすすめ。 |
馬毛ブラシ | 天然由来の油分が多いため、被毛のツヤ出しにおすすめ。 |
混合毛ブラシ | 素材として使用している毛の特性を併せ持っている。 |
愛犬の毛の長さや量に合わせて最適な獣毛ブラシを選び、皮膚を傷つけないようにしましょう。
シリコンブラシ
シリコンブラシ(ラバーブラシ)とは、ピンまたはブラシ全体がシリコン素材・ラバー素材で作られているブラシです。
しっかりとブラッシングをかけるよりも、やさしくマッサージすることを目的としています。ただし、長毛種には向かないので注意してください。
長毛種の犬に使用すると毛を絡めとり、痛みを感じやすい傾向にあります。主に短毛種の犬に、マッサージをするために使用しましょう。
犬用ブラシの選び方
犬用ブラシを選ぶ際には、以下の3つのポイントを意識してみてください。
抜け毛を簡単に捨てられる
片手で扱えるサイズ・重量
愛犬の毛の長さに適している
犬用ブラシはほぼ毎日使用するものだからこそ、「抜け毛を簡単に捨てられる」ことが大切なポイントです。お掃除が大変だと飼い主もストレスが溜まるので、ブラッシングを億劫に感じてしまう恐れがあります。
一方、お掃除が楽だとブラッシングも苦ではなくなるので、気持ちよくブラッシングする飼い主の姿が愛犬の目に映ることでしょう。
その点から考えると、1番目にご紹介したSUIRYU FOR PET(ペット吸龍)は愛犬も飼い主もハッピーになれる犬用ブラシです。
SUIRYU FOR PET(ペット吸龍)ならブラッシングと同時に抜け毛を吸い取れるので、抜け毛が舞い散る心配がありません。今まで抜け毛のお掃除に苦労していた方こそ、ぜひお試しください。
まとめ
この記事では、犬用ブラシのおすすめ8選やブラシの種類、犬用ブラシの選び方をご紹介しました。用途や愛犬の好みに合わせて、最適な犬用ブラシを手にとってみてください。
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