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犬がブラッシングを嫌がるのはなぜ?原因と対処法を紹介

  • 執筆者の写真: UENO-monoブログ編集部
    UENO-monoブログ編集部
  • 13 時間前
  • 読了時間: 6分

ブラッシングは皮膚の健康を守るために欠かせない愛犬ケアの一つ。毎日丁寧にブラッシングを行うことで、健康を守るだけでなくストレス発散にもつながります。


しかし、中にはブラッシングを嫌がってしまうケースも。犬がブラッシングを嫌がっているとき、どのような原因があるのでしょうか?この記事ではその原因と、犬がブラッシングを嫌がるときの対処法をご紹介します。



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犬がブラッシングを嫌がる原因とは?

犬がブラッシングを嫌がる主な原因は以下の5つです。


  • 原因1. 身体に触れられたくない

  • 原因2. ブラシ自体を怖がっている

  • 原因3. ブラッシングに慣れてない

  • 原因4. ブラッシングの力が強すぎる

  • 原因5. 何らかのトラウマを抱えている


それぞれ詳しくご説明します。



原因1. 身体に触れられたくない

ブラッシングを嫌がる犬の中には、単純に身体に触れられたくないと考えているケースがあります(または触れられることに慣れていない)。そのため、子犬から育てている犬ではなく、里親制度で家族に加わった犬によくある原因です。


身体に触れられたくないと考えている犬に対しては、無理にブラッシングをかけるのはやめましょう。時間をかけてゆっくりと、身体に触れられることに慣れさせていくことが大切です。



原因2. ブラシ自体を怖がっている

「ブラシが怖い」という気持ちから、ブラッシングを嫌がる犬も少なくありません。これは子犬から育てている場合でも起こり得るケースであり、見慣れないブラシに恐怖感を覚えているのが主な原因です。


「ブラシは怖くないもの」という印象を与えるためには、やはり時間をかけてゆっくりとブラシに慣れさせる必要があります。無理にブラッシングをすると強いストレスを感じることになるため注意してください。



原因3. ブラッシングに慣れてない

ブラシそのものは怖くないけれど、ブラッシングに慣れていない犬もブラッシングを嫌がる傾向にあります。これまであまりブラッシングを行っていなかった犬に対して、ブラッシングを日常化して行こうとするときに起こりがちな原因です。


また、犬によっても感じ方は千差万別であり、皮膚への刺激に弱い犬も少なくありません。そうした犬はブラッシングに慣れるまで時間がかかるため、毎日丁寧にブラッシングしていく必要があります。



原因4. ブラッシングの力が強すぎる

ブラッシングの途中で鳴き出す場合は、ブラッシングする力が強すぎるのかもしれません。犬の皮膚は人間の皮膚よりも薄く、とても繊細です。被毛があるため皮膚も強そうに見えますが、デリケートな部分なのでとにかく優しくブラッシングをする必要があります。


また、ブラッシングには正しい手順があり、特にダブルコートの犬種では手順通りにブラッシングを行わないと、絡まった毛が引っ掛かり痛みを感じることがあります。



原因5. 何らかのトラウマを抱えている

過去、ブラッシングやマッサージに対して何らかのトラウマを抱えている犬の場合は、ブラッシングを嫌がる傾向にあります。トラウマを克服するのは容易ではないため、飼い主は長い目で見てあげることが大切です。


無理にブラッシングを行うとトラウマを重ねることになり、強いストレスを与えてしまいます。



犬がブラッシングを嫌がるときの対処法

ブラッシングを嫌がる犬に対しては、以下6つの対処法を試してみてください。


  • 対処法1. ブラッシングを無理強いしない

  • 対処法2. スキンシップで犬を落ち着かせる

  • 対処法3. まずは手で優しくブラッシング

  • 対処法4. 手からコームにレベルアップする

  • 対処法5. たくさん褒めて自信をつけさせる

  • 対処法6. 時間をかけてブラシに移行する


それぞれ詳しく紹介していきます。



対処法1. ブラッシングを無理強いしない

ブラッシングを嫌がっている犬に対しては、絶対に無理強いはせず、自然な流れでブラッシングするよう心がけましょう。ときにはおやつをあげながらブラッシングするのも良いでしょう。まずは、「ブラッシングは怖くない」「ブラッシングは気持ちのいいもの」という印象を与えることが大切です。



対処法2. スキンシップで犬を落ち着かせる

ブラッシングを怖がっている犬に対しては、スキンシップを多めにして犬を落ち着かせることが大切です。飼い主とのスキンシップは犬にとってリラックスできる時間であり、リラックス状態で徐々にブラッシングに慣れさせていくことで、ブラシに対する抵抗感や恐怖感を薄れさせていきましょう。



対処法3. まずは手で優しくブラッシング

ブラッシングを嫌がっている犬に対しては、いきなりブラシを使用するのではなく、まずは手で優しくブラッシングしてみましょう。5本指の爪を立てて、背線(尻尾の付け根から首までのライン)を毛を逆立てるように優しく撫でてあげてください。これを繰り返すことで、少しずつブラッシングに慣れさせることができます。


※ ブラシを使用する場合は毛流れに沿ってブラッシングすること



対処法4. 手からコームにレベルアップする

手のブラッシングに慣れてきたらコームにレベルアップしましょう。その際は、目が粗いコームを使用することで、刺激を抑えてブラッシングをすることができます。犬用コームは目が細いものが多いため、最初は人用の目が粗いコームを使用してみるのもいいでしょう。また、コームの先端が尖っていないものを選んでください。



対処法5. たくさん褒めて自信をつけさせる

コームによるブラッシングを行いつつ、たくさん褒めて自信をつけさせてあげてください。「えらいね」「すごいね」など、シンプルな言葉であれば犬もある程度理解できるため、たくさん褒めることで気持ちが良くなるだけでなくブラッシングに対する自信が身についていきます。



対処法6. 時間をかけてブラシに移行する

「コームにもかなり慣れてきたな」と感じたら、時間をかけてブラシに移行していきましょう。やはり先端が丸いブラシを選び、少しずつ慣れさせていくことが大切です。また、ブラッシングは以下の手順に従って行いましょう。


シングルコートのブラッシング方法

  • スリッカーブラシで抜けた被毛を絡めとる

  • ピンブラシで皮膚・毛根を優しく刺激する

  • コームで毛流れを整える


ダブルコートのブラッシング方法

  • コームで絡まった被毛を解く

  • スリッカーブラシで抜けた被毛を絡めとる

  • ピンブラシで皮膚・毛根を優しく刺激する

  • コームで毛流れを整える


これらの手順でブラッシングを行うことで、痛みがなく気持ちの良いブラッシングを行うことができます。



まとめ

この記事では、犬がブラッシングを嫌がる原因とその対処法をご紹介しました。ブラッシングを嫌がっている犬に対しては、まず無理にブラシを当てないことが大切です。ブラシを怖がっている・慣れていない状態で、無理矢理にブラッシングを行うと強いストレスを与えることになります。


まずは手を使ったブラッシングから始め、徐々にステップアップしていってください。時間をかけてゆっくりと、ブラッシングに慣れさせてあげましょう。



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