犬の抜け毛を掃除機で吸うと大変なことになる?正しい抜け毛対策を解説
- UENO-monoブログ編集部

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柴犬やポメラニアン、サモエドなどダブルコート犬種の抜け毛はとにかく多く、お掃除が大変。だからといって、掃除機で直接吸い込むのはいいのでしょうか?
そこでこの記事では、犬の抜け毛対策における掃除機の注意点や使い方についてご紹介します。愛犬の健康を保ちつつ抜け毛掃除を楽にするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
犬の抜け毛を掃除機で吸ってもいいの?
春・秋の換毛期、ダブルコート犬種の抜け毛は想像以上に多く、飼い主を悩ませる原因となっています。そんな折に、「掃除機で直接吸えば楽かも?」と考える方も少なくありません。SNSでは、犬の抜け毛を掃除機で直接吸い取る画像・動画がいくつも投稿されています。
しかし、犬の抜け毛を掃除機で直接吸うことはおすすめできません。やはり毎日の丁寧なブラッシングに加えて、抜け落ちた毛は掃除機でしっかりと吸い取るというのが正しいケアの方法です。
犬の抜け毛を掃除機で吸うリスクとは
掃除機の音を怖がる犬は少なくありません。そのため、一見して大丈夫そうに思えても、掃除機で抜け毛を直接吸い取ることによりストレスを感じている可能性があります。ストレスから行動が変化したり病気にかかったり、さまざまなリスクが考えられます
また、吸引力の強い掃除機は絶対に使わないよう注意してください。掃除機の吸引によって犬の皮膚が傷ついてしまうと、そこから皮膚病にかかるリスクがあります。
たとえば、柴犬はダブルコート犬種で毛量も多いため、掃除機で直接吸っても問題がないように思えます。しかし実際のところ、柴犬の皮膚はデリケートで傷つきやすいため、掃除機によって付いたちょっとした傷から皮膚病にかかるかもしれません。
このようなリスクを考慮すると、どんなに楽であっても犬の抜け毛を掃除機で直接吸うのはやはりおすすめできません。
掃除機を使わず犬の抜け毛をケアするポイント
犬の抜け毛ケアは掃除機を使わず、以下のポイントを意識することが大切です。
ポイント1. 毎日優しく丁寧にブラッシング
ポイント2. 抜けた毛は掃除機でしっかり吸引
ポイント3. 細かい抜け毛は粘着ローラーで
各ポイントを詳しくご紹介します。
ポイント1. 毎日優しく丁寧にブラッシング
犬の抜け毛ケアでまず大切なのは、毎日の丁寧なブラッシングです。ブラッシングにより抜け毛を適切に処理し、皮膚の健康を保つことができます。具体的には、以下の手順でブラッシングしましょう。
シングルコートのブラッシング方法
スリッカーブラシで抜けた被毛を絡めとる
ピンブラシで皮膚・毛根を優しく刺激する
コームで毛流れを整える
ダブルコートのブラッシング方法
コームで絡まった被毛を解く
スリッカーブラシで抜けた被毛を絡めとる
ピンブラシで皮膚・毛根を優しく刺激する
コームで毛流れを整える
ダブルコート犬種は毛量が多いため、まずはコームで絡まった被毛を解きほぐすのが大切なポイントです。以上の手順で1日5〜10分程度、丁寧にブラッシングしてあげてください。
ポイント2. 抜けた毛は掃除機でしっかり吸引
ブラッシングで抜けた毛は掃除機でしっかりと吸い取りましょう。間違っても皮膚に掃除機を直接当てないよう注意してください。
ブラシに絡まった毛を掃除機で直接吸い取るのはいいですが、ブラシが破損する可能性があります。細かい破損に気づかずにブラッシングしてしまうと、犬の皮膚を傷つけることになるため注意しましょう。
多少の面倒さはあるかもしれませんが、ブラシに絡まった毛はしっかりとつまみ取ってから掃除機で吸うことをおすすめします。
ポイント3. 細かい抜け毛は粘着ローラーで
カーペットに絡んでしまった毛は掃除機でも吸い取るのは難しいでしょう。そうした抜け毛については、粘着ローラーを使用して掃除するのがおすすめです。
ちなみに、掃除機だけでなく粘着ローラーも犬の皮膚に直接コロコロするのはおすすめしません。ダブルコート犬種の場合、アンダーコートだけでなくオーバーコートまで抜けてしまう可能性があります。
犬の皮膚を守る被毛がどんどん弱まっていくため、掃除機はもちろん粘着ローラーも直接当てないよう注意してください。
犬の抜け毛はSUIRYU FOR PETで楽々ケア
犬に掃除機を直接当てるのはおすすめしませんが、犬の抜け毛ケアを楽にできるアイテムは存在します。それが、犬用ブラシとハンディクリーナーが一体になった「SUIRYU FOR PET(ペット吸龍)」です。
ここでは、そんなSUIRYU FOR PETの3つの特徴をご紹介します。
特徴1. ブラシ×掃除機で時短ブラッシング
SUIRYU FOR PETはハンディクリーナーの先端に犬用ブラシを取り付けることができ、「毛が舞うのを防ぎながらブラッシングする」ことに対応しているアイテムです。
ブラッシング中に掃除機をONにすることで毛が舞わずにブラッシングでき、ピンを収納すれば絡め取った毛をそのまま掃除機で吸引できます。
これにより毎日のブラッシングの時短につながり、抜け毛ケアの大変さを軽減してくれるため、飼い主もストレスなく丁寧にブラッシングできるようになります。
気になる音については、ノーマルモードで52dBという低騒音(静かなオフィスレベルの音)なので、怖がりな犬でも比較的安心して使用できるのもSUIRYU FOR PETの特徴です。
特徴2. 直接吸わないから愛犬の肌に優しい
SUIRYU FOR PETなら、ブラッシングと掃除機を同時に行いつつ、掃除機を皮膚に直接当てるわけではないため愛犬の肌を傷つけることがありません。ブラシは先端が丸くなった236本のピンにより、皮膚をやさしくマッサージするようにブラッシングを行うことができます。
また、ブラシのピンは手元のボタンをスライドするだけで簡単に出し入れできるため、絡め取った毛を確実に吸い取れるのもSUIRYU FOR PETのメリットです。毛が舞う前に吸い取れるため、カーペットに付着する毛の量も減り、ブラッシング後のお掃除がかなり楽になります。
特徴3. 片手で持てるから抜け毛ケアが楽々
SUIRYU FOR PETはハンディタイプの掃除機なので、片手で持てて一人でもブラッシングをかけられます。サイズは2Lペットボトルほどの大きさ、重量は犬用ブラシを装着しても630gしかないため、女性でも片手で楽々ケアできます。
また、コードレス・充電式(連続稼働時間最大50分)なので、手入れする場所を選ばないのも嬉しいポイント。ご自宅はもちろん、旅行先でもブラッシングが行えるため、いつでもどこでも抜け毛をケアできる安心感があります。
まとめ
この記事では、犬の抜け毛対策における掃除機の注意点や使い方についてご紹介しました。掃除機で抜け毛を直接吸うのは簡単かもしれませんが、愛犬の健康を考えると、やはり毎日丁寧にブラッシングするのがおすすめです。
たとえ愛犬が気持ちよさそうにしていても、皮膚を傷つけて皮膚病にかかるリスクがあるので、抜け毛を掃除機で直接吸い取るのは控えましょう。とはいえ、換毛期など抜け毛が大量の時期は、お掃除のストレスをどうにかしたいものですね。
そこで今回ご紹介したSUIRYU FOR PETを利用してみてください。ブラッシングと同時にお掃除もできるため、抜け毛ケアのストレスに悩まされていた方におすすめのアイテムです。




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