柴犬はトリミングが要らないって本当?正しい知識で愛犬の健康を守ろう
- UENO-monoブログ編集部

- 14 時間前
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賢く誠実な性格や、その愛らしさから人気の高い柴犬。ダブルコートの犬種であり、抜け毛が非常に多いのも特徴です。そんな柴犬に対して、「トリミングが要らないって本当?」と思っている飼い主も多いでしょう。
そこでこの記事では、柴犬のトリミング事情についてご紹介します。正しい知識を持って、愛犬の健康を守る準備を整えましょう。
柴犬はトリミングが要らない犬種?
柴犬はダブルコート犬種で被毛が多いことから、トリミングが必要と考える人もいるでしょう。しかし実際は、柴犬はトリミング不要の犬種です。
柴犬の被毛はアンダーコート(下毛)とオーバーコート(上毛)の二重構造になっており、アンダーコートは体温を調節する役割があります。春・秋になると大量に抜ける毛はアンダーコートであり、これはブラッシングによって適切にケアしてあげることが大切です。
また、柴犬のオーバーコートは一定の長さ以上に伸びることはないため、基本的にはトリミングが要りません。ただし、夏場に過ごしやすくするために軽くトリミングするケースや、見栄えを良くするためにバリカンで毛先だけカットするケースはあります。
柴犬をトリミングするときのポイント
柴犬は基本的にトリミング不要の犬種なので、以下のようなポイントを守ることで自分でトリミングすることができます。
ポイント1. 下準備をしっかりと行う
ポイント2. バリカンで安全にカットする
ポイント3. 怖がる場合は無理強いしない
各ポイントを詳しくご説明します。
ポイント1. 下準備をしっかりと行う
柴犬をトリミングする際は、下準備をしっかりと行いましょう。
柴犬のトリミングの下準備
ステップ1. 爪を切る
ステップ2. 肛門腺を絞る
ステップ3. シャンプー・ブロー
ステップ4. ブラッシング
ブラッシングは特に大切なステップなので、次章でご紹介しているやり方を参考にしてみてください。
ポイント2. バリカンで安全にカットする
「ステップ4. ブラッシング」を丁寧に行ったら、バリカンを使用して柴犬のオーバーコートを安全にカットしていきましょう。ポイントは、毛流れに沿って身体と平行にバリカンを当てることです。
その際は、しっかりとアタッチメントを装着し、安全を確保しながら短く刈り上げ過ぎないよう注意してください。
柴犬は被毛の多い犬種ですが、肌は非常にデリケートです。ちょっとした傷から皮膚病にかかることもあるため、カットは慎重に行ってください。
ポイント3. 怖がる場合は無理強いしない
柴犬がトリミングを怖がっている際は、決して無理強いはしないでください。恐怖心からトラウマになり、トリミングだけでなくブラッシングなどの大切なケアまで嫌がってしまう可能性があります。
トリミングを怖がっている場合は無理に行わず、サロンでプロのトリマーに一度任せてみるのがおすすめです。
トリミングより大事!柴犬のブラッシング
ここでは、トリミングよりも大切な柴犬のブラッシングについてご紹介します。やり方は以下の手順を参考にしてみてください。
やり方1. 毛流れに沿ってブラシをかける
やり方2. 毛が長い部分は片手で毛をめくる
やり方3. しっぽは必ず片手で伸ばしながら
やり方4. お腹の毛は薄いから一層慎重に
やり方5. コームを使って毛並みを整える
やり方6. 最初から最後まで優しく丁寧に
それぞれ詳しくご説明します。
やり方1. 毛流れに沿ってブラシをかける
ブラッシングでまず大切なポイントは、毛流れに沿ってブラシをかけていくことです。毛流れに逆らってブラシをかけてしまうと、アンダーコートが絡まり痛みを感じさせる可能性があります。
皮膚が弱い場合は、皮膚を傷つける原因にもなるため、必ず毛流れに沿ってブラシをかけていきましょう。
やり方2. 毛が長い部分は片手で毛をめくる
毛が長い部分については、片手を使って毛をめくるようにしながらブラッシングをかけるのがポイントです。長い毛の部分をそのままブラッシングしてしまうと絡まりやすく、痛みを感じさせる可能性があります。
一度ブラッシングを嫌いになってしまうと、再度慣れるまで時間がかかるため、丁寧に時間をかけながらブラッシングしましょう。
やり方3. しっぽは必ず片手で伸ばしながら
しっぽのブラッシングを行う際は、必ず片手で伸ばしながらかけるようにしてください。しっぽが丸まった状態でブラッシングをかけてしまうと、ブラシがけが上手くいかないだけでなく、不快感を与える可能性があります。
また、しっぽの根元からしっぽの先に向かって、毛流れに沿ってブラッシングするのがポイントです。
やり方4. お腹の毛は薄いから一層慎重に
柴犬のお腹をブラッシングする際は、後ろから抱きかかえて立たせ、丁寧にブラッシングをかけていきます。お腹の毛は薄く、皮膚も非常にデリケートです。そのため、背中などよりも一層慎重にブラッシングをかけていきましょう。
仰向けに寝かせながらブラッシングをすると、犬の思わぬ行動によって怪我をする恐れがあります。必ず立たせた状態でブラッシングしましょう。
やり方5. コームを使って毛並みを整える
スリッカーブラシなどによるブラッシングが完了したら、最後にコームを使って毛並みを整えてください。犬用のコームは目が粗い部分と細かい部分で分かれているので、まずは目が粗い部分で全体の毛流れを整えていきます。
次に、コームの目が細かい部分で仕上げを行いましょう。コームをかけている際に引っかかる部分があれば、スリッカーブラシを使って毛を解し、再度コームをかけましょう。
やり方6. 最初から最後まで優しく丁寧に
ブラッシングは毎日のとても大切なケアであり、正しいブラッシングによって皮膚の健康を保つことができます。そのため、最初から最後まで優しく丁寧に行い、決して痛みや恐怖心を与えないようにしましょう。
一度のブラッシングにかける時間は5〜10分程度です。焦ってブラッシングをしないためにも、一日の終わりなどゆっくりと時間を取れるときに行うのがおすすめです。
柴犬のブラッシングはSUIRYU FOR PETがおすすめ
柴犬のブラッシングは毎日の大切なケアですが、春・秋の換毛期になると、ため息が出てしまうほど大変ですよね。そこでおすすめなのが、犬用ブラシとハンディクリーナーが一体になった「SUIRYU FOR PET(ペット吸龍)」です。
SUIRYU FOR PETは、先端が丸くなった236本のピンで柴犬の抜け毛をしっかりと絡め取り、掃除機機能によって毛が舞うのを防ぎながらブラッシングをかけることができます。丁寧にブラッシングをかけられるだけでなく、そのままお掃除もできてしまうため、毎日の愛犬ケアのストレスを大幅に軽減できます。
サイズは2Lペットボトルほどの大きさ、重量は犬用ブラシを装着しても630gしかないため、女性でも片手で楽々ケアできるのが特徴です。毎日丁寧なブラッシングを行うためにも、SUIRYU FOR PETをぜひ利用してみてください。
まとめ
この記事では、柴犬のトリミング事情やブラッシングのやり方などをご紹介しました。柴犬はトリミング以上にブラッシングが大切な犬種なので、まずは毎日のブラッシングを丁寧に行いつつ、必要に応じて少しだけトリミングするようにしましょう。




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